NEC「PC-LL750MSR」、ウェスタンデジタル「WD10JPVX-08JC3」データ復元
Windows10にアップグレードした際に、以前の7のデータが無くなってしまったという、お持ち込みのお客様です。
今回、写真はありません。
確認をしてみると、初期化されたような状態でした。
ですが、一部のファイルは存在しているようで、削除までの詳しい経緯に関しては、別途に調べる必要がありそうです。
お客様としては、音楽と写真のデータがあれば、残りの重要度は低めということでしたので、痕跡の復元を試みました。
今回の件には当てはまりませんでしたが、OSが新たに以前の痕跡の上にのりますと、痕跡の破損度が通常よりも大きいものですので、注意が必要です。
iTunesのデータをまず探します。MP3系なのか、ACC系なのか、その比率などもお聞きしました。今回のものは、両方がありました。メタデータは残っていた為、iTunesに投げ込むことで、アーティスト情報なども復元が可能です。
写真データや、一応ということでWord、Excelの復元なども試み、破損があるものの、確認をいただき御納品となりました。
今回は、PCは正常だった為、一旦データの固まりをイメージでお預かりして、日頃の使用のためPCを先にご返却し、何度も確認のためにお越しいただきました。ありがとうございました。
「B1プラン対応」
ラトックRS-EC22-U3R、ウェスタンデジタルWD5000LPVX-22V0TT0データ復旧、RAID1
RAIDで構成された外付けハードディスクが、地元工場の方から持ち込まれました。
RAIDは1番の設定ということでした。
USBでWindowsパソコンに接続していたということで、フォーマット形式はNTFSと考えられます。
RAIDの場合によくある事例は、お客様は1番のミラーリング設定だったと言われるのですが、バイナリーデータを拝見すると、データが2台で異なることがあります。これは、大手ハードディスクメーカーなどで、パッケージではRAID1対応と大きく記載しているのですが、初期設定がRAID0になっていることがある為だと思われます。
(RAID1では、容量は1台分となる為に、捉え方によっては、半分になっている捉えると、2TBと書かれているパッケージで、実際の使用量が1TBという部分で、ある意味ではわかりにくい、もしくは損をしたような感じになり一部でクレームになる為なのかもしれません)
今回のものは、初期診断では、認識をしない為、一旦少しだけ時間をいただいてイメージをとりダンプデータすることにします。
途中、セクタに問題がありました。
内容を見ると、はじめのあたりだけは、双方の内容が異なりましたが、殆どのところは同じ内容でした。
今回は法人のお客様で重要なデータが含まれているということでしたので、ご相談をしして、両方からの復旧をおこないいい状態のものを御納品することとなりました。
通常、両方からの復旧となる場合には、RAIDのオプション料金を頂きますが、今回は、念には念を入れるという意味合いも大きい部分がありましたので、RAIDのオプション費用は、殆どいただかない形にし、対応させて頂きました。
(費用に関しましては諸条件によりますので、予めご了承ください。)
復旧プランB2対応
SONY USM4GU USBメモリ4GB
いつもご利用いただいている、地元のベンダー様からお預かりしました。
少し前から、フォーマットエラーが頻繁に表示するようになり、
キャンセルをすると、使用できていたので、そのまま使っていたということでした。
先日、突然中身が空っぽになっていたという症状です。
お預かりしてみると、反応が一定でなく、その反応のスピードも通常の何分の1という状況です。中のデータの固まりを外に出し、ファイル化をしました。
破損している箇所がありましたので、取り除き、精査をし、ご担当者様に状況を説明し、エンドユーザ様とお話をしていただいて、重要なデータなどをお聞きし、それを踏まえ再度精査をし、DVDに焼き込み御納品しました。
破損箇所と、エラーファイルのご説明を、エンドユーザ様と打ち合わせのあと、お渡しいただくようお願いいたしました。
この、破損箇所やエラーファイルが、くせ者で、お詳しい方であれば、問題のないことも、ほぼ問題のない状態であっても、今回のように消失などでエラーが含まれていると、たとえば、そこに最も必要なファイルがあったりすることも、可能性としてあります。
例えば、「請求書一覧」「住所録」などです。
この1つのエクセルファイルの重要度が、とてもとても高い場合です。
さらに、最後にアクセスしていたファイルや、頻繁に使用している箇所が、故障したその瞬間の時に、そこだけを壊してしまうこともあります。
この場合、ほとんど問題がない、極端には99%問題のない状態で御納品をしても、1000ファイルの内、この1ファイルに問題があると、そのお客様にとっては、大損害ということになります。
さらに、難しい点は、「見れば分かるが」「重要なのは1ファイルだけじゃない」という場合に、ご記憶との照らし合わせになります。
これは、当社に限らずこのような状況において、一番難しい部分なのだと思いますので、ここは、誠意を持ってやりとりを繰り返し御納品に進めるということでしか、対応ができないのかもしれません。
B2プランでの対応(通常はA2プラン重度での御見積ですが、できるだけ費用を抑えるために、容量などをふまえてこのように対応致しました)
BUFFALO:HD-H250U2(SAMSUNG:SP2514N)
突然認識しなくなったと、何度かリピートでご利用いただいているお客様で、保守をおこなっている企業様から連絡がありました。
最初のお電話では、放電作業や幾つかその場でおこなえる作業をお伝えし、お電話を切りました。ですが、改善しなかったということで、当社に届きました。
認識不良と、セクタの異常が見受けられましたので、作業をおこない復旧することができました。
今回は、フォルダ名、ファイル名が大変長いものが多く含まれ、NTFSの仕様上、エラーとなるレベルのものがありました。
これは、復旧作業をしていると、よくあることなのですが、あまり一般的には知られていないのかもしれません。それは、保存する時には問題がないことが多く、移動するときや、削除をするときにエラーとなるからだと思われます。
保存時のルールと、移動、削除時のルールが、厳密なところでズレがあることからおきるのではないでしょうか。
これは、一見、それほど難しい内容には見えませんが、実際には、その対象ファイルをどうするかということになります。フォルダ名の変更、ファイル名の変更は、オリジナルをそのままという復旧の当たり前に反します。削除は許されません。当社では、ケースバイケースですが、お客様へお伝えし、一つ上の階層、もしくは、別の分かるフォルダへ作業時に移動をします。
ですが、これとて場所、パスが変更となりますので、厳密には避けたいところです。
移動をした後に、再度元に戻すという手もありますが、貸し出し用HDDで御納品の場合には、お客様のHDDへ転送する際にエラーとなります。
さらに、ファイル数の問題もあります。これも、よくおきることですが、お客様は、1万ファイルを超えたあたりから、実感がありません。キャッシュファイルや、システムのファイルなどは、意図しない形で増加したり、存在したりしますので、
5万ファイルあります、10万ファイルありますとお伝えしても、ピンときません。
ちなみに、復旧時に多いボリュームゾーンは、5万から30万ファイルぐらいでしょうか。話が長くなりましたが、エラーファイル数が多い場合もありますので、やはり個別に対応するほかありません。
<B2プラン対応>
カメラ付きハードウエアトークン
当社ではネットバンキングで、カメラ付きのハードウエアトークンを使用して認証をしています。
このような機器が無償で配られる時代になりました。
セキュリティにかかる費用と、何らかの被害額との兼ね合いなのかもしれません。
BUFFALO RUF3-C
「踏んづけて折れてしまった」と、足立区の20代ぐらいの女性の方から
USBメモリ(BUFFALO RUF3-C)が送られてきました。
確認をしてみると、USBの根元が折れて外れかけていましたので、
フラックスをつけてはんだで付け直しをしたところ、認識することができました。
「料金表A2プラン(重度)対応」
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